若い力を育てる of 栗田煙草苗育布製造株式会社

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若い力を育てる

取締役開発部長から

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栗田煙草苗育布製造株式会社における、社内体制に関する考えや想いについて、現場と開発の責任者でもある酒井取締役開発部長からお話させていただきます。

03)DSC_0478.JPG――まずはどのような会社を目指しているか教えて下さい。
 ありきたりかもしれませんが、人を大事にする会社でありたいと思っています。
優秀な人というのはすぐには集まりません。これから会社が発展するためにも、できるだけ長くいてもらえる環境を作り、経験を積んでもらいたいと思っています。そして、いずれは会社の中核を担えるような人材になってもらいたいと考えています。


02)DSC_0472test.jpg――会社の雰囲気についてはいかがですか?
 基本的には、20代から30代前半の人が多いので、元気があります。一方、経験の少ない社員も増えてきましたので、問題が起きたときにどう判断すればいいのか、という点を強化していきたいと考えています。
まずは、経験的な部分以外で、材料や加工に関する知識や、会社全体の製造の流れを理解することで、経験を補い、判断することは可能になると思います。そういう想いから、まずは材料に関する知識として、繊維の基礎知識についての勉強会を開催しています。



07)DSC_0433test2.jpg――では、個人のことについてもお伺いしたいと思います。まずは現在のお仕事についてお聞かせ下さい。
 役職は開発部となっていますが、生産管理、品質管理を任されています。お客様の欲しいものを造り、品質の安定したものを欲しい時に納めるといった非常に責任のある仕事です。




――開発部のお仕事についても教えて下さい
 基本的にはお客様である販売業者との共同開発が中心で、常に5~10件くらいの案件が動いています。ただ、商品の特性上、検査の結果が出るまでに時間がかかるので、長いもので、4年半くらいかけてようやく製品化されたものもあります。


――開発について気を付けている点はありますか?
 新しい商品を作っても、現場で使う方々にとっては、今まで使っていたものに置き換わるという点で手間になってしまうので、なかなか置き換わらないという難しさはあります。その部分については、製品を販売している業者に任せるしかない部分ではありますが、置き換えてでも使ってもらえるようなより良い製品を開発できるよう一緒になって取り組んでいます。

sakai-5-05)DSC_0366.png――今の仕事について、面白さ、やりがいなどはどういうところで感じますか?
 やはり、立場的に全体を見ることが出来る点は、非常に大きなやりがいを感じます。
製品の開発から製造ラインの管理はもちろん、営業もやっているのでお客様と会ってお話することもできますし、そこから得られる情報も多く、それを開発にフィードバックできるのもこの仕事の魅力かなと思います。
 販売という点について言えば、実際の施工現場(商品が使われている現場)に立ち会うこともあり、そこで、現場の職人さんの意見を直接聞くことが出来たこともあります。やはりこちらが想いをもって開発しても現場で使いづらければ意味がないので、とても貴重な経験だと思っています。


――最後になりましたが、会社やご自身について一言お願いします。
 若い人も多いし、全体的に人が良く社風がおだやかなので、居心地のいい会社だと思います。また、一方的な年功序列ではないので、実際に20代で部門長になっている人もいます。今後10年くらいたてば、もっと会社の雰囲気が変わると思いますし、これから一緒になって大きくしていく会社だと思っています。

――どうもありがとうございました。